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状態は美品、使用時間は30時間未満です。
▼Up stream他のDACはバーブラウンのビットパーフェクト・チップを1個使っているだけですが、Pro iDSDは4個使っており、市場に出ている中で唯一の「クワッド・スタック(4層積み重ね)」DACとなっています。しかし、これがほんとうに他とかけ離れた存在になっているのは、さらに以下の機能が付いているからです。
▼Crysopeia FPGAデジタル・エンジン内蔵これによって、音楽はDSD1024までアップサンプリングされるのですが、それは競合DACの倍の明晰性なのです。
●バランス端子(4.4mm), 大きな端子(6.3mm)、小さな端子(3.5mm)。
▼The gang of four 4個ひと組の一団Pro iDSDではバーブラウンのビットパーフェクトDSDとDXD DACのクアッド「スタック(積み重ね)」が採用されています。この「インターリーブ(交互に並べる)」コンフィギュレーションによって、全部で8組の異なった信号(チャンネルごとに4組の信号)を使用し、ミックスすることが可能になります。
▼新しいXMOS XU216 X-Core 200 Series 16-Coreプロセッサー新しいXMOS XU216 X-Core 200 Series 16-Coreプロセッサーは、USBインターフェースのデュアル・イシュー・モードで動作させた時に最大2,000MIPS(1秒あたり20億命令)という演算能力を持っています。すべてのデジタル処理はビットパーフェクトで、デジタル・フィルターが明確に選択されていなければ、ASRC(アシンクロナス・サンプル・レート・コンバーター)やアップサンプリングは使用しません。USB(768kHz/DSD512)、AES/EBU、S/PDIF(192kHz/24Bit)、Wifi/Network/ストレージ(192Hz/32Bit)などのすべての入力からの信号をデコードすることができます。
▼DSD1024Pro iDSDは、スタジオ・グレードのDSD1024を幅広いユーザーのみなさまに提供します。DSD1024を実現するにあたって、Pro iDSDのデジタル・エンジンの「核心」の半分がマルチビットDACによるものであるとすれば、残りの半分は間違いなくCrysopeia FPGAによるものです。DSD1024のオーディオ・フォーマットを実現するために、このFPGAがリマスターリングの作業を担うのですが、これこそがFPGAが優れている点だと、考えています。実際、Pro iDSDは、DSD1024、DSD512、PCM768kHzに至るまで、すべてのオーディオ・フォーマットを、ユーザーが選択可能なデジタル・フィルターで処理することができるのです。
▼Global Master Timingクロックすべての入力データはメモリー・バッファーに送られます。ここでジッターが除去され、ソースに含まれていたジッターがDAC出力に伝送されないように取り除かれます。メモリー・バッファーからのデータは、続いて低ジッターのGlobal Master Timingクロック(X-Core 200とFPGAもこれで駆動されています)を用いて再クロックされます。
▼ルーターにダイレクトにリンクして、オンライン・ミュージックを再生LINKPLAYによるWiFi/ネットワーク再生、内蔵のSpotifyとTidal、そして32-Bit/192kHz、DSD64という幅広いプロトコルのサポートによって、Pro iDSDはルーターにダイレクトにリンクして、オンライン・ミュージックを再生することができるのです。
▼ガルバニック・アイソレーションガルバニック・アイソレーション(絶縁)は、コンピューター・オーディオの「聖杯」(常に追い求められるもの)のひとつです。すべての入力(USBを含む)はガルバニック・アイソレーションを施されています。これはAMR DP-777デジタル・プロセッサーに見られるのと同レベルの実力です。USBセクションは独立した電源管理システムを搭載しています。多重レギュレーターとフィルターが、このセクションに電力を供給するために生み出された、ガルバニック・アイソレーションを施された電圧で動作するのです。
▼真空管まず第一に、iFi Audioは最良の真空管を使用しています。General Electricの5670です。 第二に、そしてこれが同じく重要なのですが、回路設計です。同じ回路を持ち、真空管セクションとの切り替えがスイッチ式になっている他のアンプとは異なり、Pro iDSDは、真空管セクションとソリッドステート・セクションがそれぞれ独立した入力回路を持つ、初めての製品となっています。これによって、両方式の最高のサウンドが実現します。なぜなら、信号経路が最短で、しかも真空管を既存のソリッドステート回路に「押し込める」という妥協がないからです。
▼真空管の2つの設定iFi Audioは時にはさらに真空管的なサウンドの必要性があることがわかっています。そこで、真空管の設定を2つ用意しているのです。「Tube」 と「Tube+」です。「Tube+」のポジションを選択すると、全体のループ・ゲインが減少するので、ネガティブ・フィードバックが最小になります。これによって、真空管の自然なハーモニクス(倍音)とトランジェント性能のバランスに異なった結果が生まれるのです。もちろん真空管をまったく通さず、ソリッドステートで動作するポジションも持っています。
▼フル・ディスクリート&フル・バランスアンプのオーディオ回路はフル・ディスクリート&フル・バランス設計になっており、スイッチで切り替えることができる真空管入力とJ-FET入力、バイポーラーの第2ステージ、MOS FETのバッファーによるバイポーラーA級電源ステージを備えています。結果的には、この回路は、「トライ・ブリッド」と呼ぶのがいちばんふさわしいかもしれません。各装置が、弱点を最小限に抑えながら、最高のサウンドを生み出すように使われているからです。 さらに、この回路は純粋なDCカップリング構成になっており、音質を低下させるカップリング・キャパシターの使用を回避しています。
▼最高のボリュームパーツPro iDSDは、日本のALPS製の、第一級のモーター駆動式ロータリー・ボリューム・ポテンショメーターを搭載しています。これは「6トラック」のバージョンで、そのうちの4トラックが真正のバランス・ボリューム・コントロールに使用されます。これは、どのようなアンプにとっても、ほんとうにバランス仕様なのかということ、あるいは内部ではシングルエンド・モードで動作しているのではないかということを見極める「試薬」 になります。「2トラック」 のボリューム・コントロールを使用しているアンプは、入力と出力ではバランス仕様になっているかもしれませんが、真正のバランス設計になっているわけではありません。しかしPro iDSDは、最初から最後までフル・バランス仕様なのです。
▼ELNA Silmicキャパシター特に低音のダイナミック・パフォーマンスを最大限に引き出すために、アナログ・ステージはオーディオ・グレードのELNA Silmicキャパシターを、オーディオ回路から数ミリのところに配置することで、バックアップされています。ELNA Silmicキャパシターは、メインDCバスの最終ステージで使われていますが、このDCバスは、複数のインダクター/キャパシター・フィルターの多重ステージを使って浄化されています。これらを「高級部品」と考える人もいますが、iFi Audioはこれらを、最高の音質を達成するための「必須部品」と考えています。
▼ELNA Dynacap「スーパー・キャパシター」デジタル・セクションは、トータルで6.6ファラッド(6,600,000μF)の容量を持つELNA Dynacap「スーパー・キャパシター」のバンクによって給電されます。iFiはELNA Dynacap DZスーパー・キャパシターを使用していますが、それはこのキャパシターが、一般グレードのスーパー・キャパシターに比べて、内部インピーダンスが400倍も低いからです。この並外れた低インピーダンスは、他のキャパシターよりもずっと高速にエネルギーを解き放つことを意味します。
▼ELNA Dynacap DZスーパー・キャパシターDC電力はすべて高周波の波形に変換され、チョーク入力キャパシター・フィルターによって整流され、浄化されます。これによって第一級のDCバスが生まれ、そこからすべての電圧が引き出されます。この回路はまた、USB入力回路用に、ガルバニック・アイソレーションが施された電源電圧を発生させます。デジタル・セクションは、トータルで6.6ファラッド(6,600,000μF)の容量を持つスーパー・キャパシターのバンクによって給電されます。iFiはELNA Dynacap DZスーパー・キャパシターを使用しています。なぜならこのELNA Dynacap DZスーパー・キャパシターは、一般のスーパー・キャパシターに比べて、内部インピーダンスが400倍も低いからです。ローカルLCフィルターを備えた各低ノイズTI LDOレギュレーター(テキサス・インスツルメンツ社の低ドロップアウト・レギュレーター)が、各デジタル・セクションに最終的な低ノイズ電力を供給します。全部で6つの独立したレギュレーターが、クロック、S/PDIF入力、そしてDACのデジタル・セクションをカバーします。アナログ・ステージにはこれより高い電圧が求められますが(特に真空管には)、これは実質的には60Vのレール上で動作し、広大なダイナミック・レンジを生み出す可能性を秘めています。
▼MQAにフルデコーディング対応Pro iDSDのファームウェアVersion 2.01「Chilli con Carne チリ・コン・カルネ」は、ゼロからプログラムを書き直したもので、XMOSコードの大部分を、すべてが新たに自社開発された新しいものに替えています。これによって、機能を失うことなくリソースの使用を減少させることができるのです。